薬剤師としてのキャリア

こんにちは。

またかなり時間が空いてしまいました。最初の投稿からしばらくして、私の薬剤師としての働き方や、理想像というのが少しずつ変わってきております。

今日はそれらについてお話しできたらと思います。

更新できていなかった間の出来事 その1

たしかこのブログを作り始めたばかりのころは、病院の中でもセントラル業務しかしていなかった時期かと思います。この時は「専門薬剤師とりたいな~」とか「早く業務に慣れたいなぁ~」とか、かなり漠然とした将来を描いていたように思います。

日々をこなしているうちにいつの間にか1年がたっておりました。薬剤師として成長できた感は少なかったものの、慣れのおかげで日々の業務は特に大きな問題なくこなせるようになりました。にがてだった注射監査なども、スムーズではないけれどちゃんとした根拠をも持って判断できるようになりました。

そして2年目はなぜか、病棟業務に飛ばされることになりました。正直、薬物療法のチャッチアップなどは追い付いていなかったため、試行錯誤の毎日。人とのコミュニケーションは割と問題なくできる方であったため、患者さんとのコミュニケーションやほかのコメディカルとのやり取りは連携は問題なくできていたと思います。しかしながら、薬剤師の専門性を十分に発揮できていたかといわれると自信がありませんでした。

また、総合病院ということもあり入院患者さんの持参薬監査業務が、ほとんどを占めていたように感じます。正直どうでもいいだろ、というところに神経を使わないといけないのが割りとストレスで(例えば規格であったり、用法用量が間違っていたら大問題かもしれないけど、後発品の会社名が違うくらいで・・・と思ってしまう自分がいました)

患者さんが普段飲んでいる薬は、アドヒアランスやポリファーマシーなどとも密接に関連しており、深堀りをしていけばやりがいのある領域かもしれません。しかしながら、短期入院である総合病院の担当医にそれを是正していこう、というモチベーションはほぼないため、介入も下剤の調整であったり、再開忘れの薬の処方お願いなどがメインでした。

特に病棟業務に変わるに際し、特にこれといったトレーニングは行われていませんでした。(もちろん、研修期間に病棟見学程度のものはある)だから、私より少し年次が上の先生たちでも、薬剤師の質でいうとかなりばらつきがあったように思います。私も含め、薬剤師ガチャってあるよな、って思ってましたし、実際に薬剤師個人の向上心や熱心さ、クリエイティブさに質が左右されているな、と思っていました。

このように、主として取り組む業務内容が変わったことで、見える景色が変わりました、また、それと同時にこのままここで病院薬剤師を継続していくのか、ということに、若干の不安を感じるようになりました。

とりあえず今日はここまで。

続きはまた続きます。

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