こんにちは。さらたろーです。
今回は、薬剤師国家試験の勉強法についてお話しようと思います。私は、国試ぎりぎりになって焦るのは嫌だったので、慌てることなく合格するようにスケジュールを立てて勉強をしていました。
参考になれば幸いです。
- 国試まで時間がない人
- 5年生で比較的国試対策が余裕がある人
こんな人におすすめです。
本格的に国家試験の勉強を始めたのは5年生の2月ごろからでした。
6年になれるかどうか進級がかかっている卒業試験もありましたので、やらざるを得ない状況だったように記憶しています。ただその卒業試験を実力アップにうまく繋げられるかが大切です。
大まかなスケジュール
5年 2月~3月 | 過去問 6年分 |
6年 4月~6月 | 過去問 最新3年分 |
7月・8月 | 予備校の授業 参考書を回す |
9月~11月 | 参考書を回す 模試のやり直し |
12月~2月 | ひたすら問題集を回す 過去問やり直し |
上記のようなスケジュールで勉強を進めていました。
ポイントは
・過去問をなるべく早い段階でさわること
・10月くらいまでに基礎を固める
・直前期はひたすら演習をする
勉強内容
上記に勉強内容は述べましたが、より詳しくお伝えしようと思います。
【過去問1周目】
→全くと言っていいほど過去問が解けませんでした。
そのため、問題を見て少し考えてわからなければ答えを見て解説を読んでいました。
最初は解き進めるのにめちゃくちゃ時間かかります。
必須などは進みやすいですが、理論は結構時間かかりますね。
理論の化学とかは最初全くわからなかったので、すっ飛ばしてました(笑)
最初はこれで全然いいです。
まずは1年分とにかくときすすめる事が大事と割り切りましょう。
【参考書を回す】
私は青色がテーマカラーの予備校の参考書を使っていました。
正直、ここの参考書以外はほぼ使っていませんでした。
プラスで大学のわかりやすいまとめプリントなどを使っていた程度です。
過去問を何年分かやり込むとわかってくるのですが、
網羅できていない範囲があるとそこの問題が全く手も足も出ないことになってしまうので、
とにかく抜けなく学習する事が大事になってきます。
1日○ページ、とか、この単元まで、と決め、参考書を読み込みます。このときに大切なのは
ノートにまとめないこと!!
参考書にかなりわかりやすくまとまっているので、それをわざわざまとめ直すのはまじで時間の無駄です。
自分が覚えていないところの表を抽出する、という意味で書き出すならまだ分かるのですが、
極論それもコピーしたものに書き込んでいくスタイルでいいでしょう。
そして参考書を読んだあとは、その章の最後についている章末問題、対応する問題集のページを解いていきましょう。
ある程度のスピード感で参考書→問題集を繰り返していきましょう。
早くて9月、遅くて11月くらいには全体の8割位を網羅できると、
模擬試験でも気持ちいい点数が取れるでしょう。
【模試のやり直し】
たまに模試のやり直しにめちゃ時間かける人がいますが、これもまたナンセンスだと思います。
私が思うに模試のやり直しは長くて1週間以内出やりましょう!
全部やらなくていいですよ。
必須問題とみんなが正解しているのに、自分が間違えた問題だけやり直しをしましょう。
模試の成績表が返ってくると、各問題の正答率が詳しく記載されています。
そもそも正答率が10%といった、いわゆる悪問は時間をかけてやり直しする必要はないです。
自分だけ間違えた問題は自分の苦手分野であることが多いので、周辺知識を含め重点的に補強していく必要があります。
使った教材
予備校の参考書と問題集と、過去問題集を使っていましたね。
過去問題集は、巻末に問題だけが記載されているページがついているものを使っていました。
直前期にもう一度過去問を解きたいな、と思ったときに、
以前勉強したときの解答やメモが目に入るのが嫌だったためです。
インターネットから過去問をダウンロードして印刷して解くのもありだと思います。
また、9月くらいから試験当日持っていくものも意識して勉強していました。
2泊3日での国試会場にすべての参考書は持っていけないので・・・
私がやっていたのは、薬理の参考書に生物の情報を書き込んだりしていましたね。情報を集約して行くこともある程度重要です。
まとめ
今回は薬剤師国家試験に向けての勉強法ということで、
私が実際に何を使ってどんなふうに勉強していったかをお話しました。
時間はたくさんあるように思えて、卒業研究や論文・学会発表でゆっくり勉強できなかったりなかします。
ある程度の効率はやはり大切になってくると思いますので、参考になれば幸いです。
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